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えーと、いわゆる、なんていうか、O3(オースリー)な日々。

原田知世さん(=O3《オースリー》)にまつわる事どもを、 ミーハーなファンが書き散らかしています。

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原田左斗志句集より(6)

原田左斗志さんは、幅広い趣味をお持ちだったようです。

家族でドライブの折りなどには、左斗志さん作詞作曲の歌をみんなで歌ったりしたのだとか。
句集の中には、ギターのコードを題材にするなど、
ギターを弾かれるんだろうなと思わせる句もあります。

また、近くの野山で鳥などを穫る狩猟もされたそうで、
猟銃を持って山の奥へ分け入っていくというようなシチュエーションの句もあります。

旅にも行かれたようで、
ご夫婦で旅行をされたときに作られた句もあります。

そして俳句には、若い頃から親しまれていた。

お仕事は、建築関係の会社を経営されていたということですから、
だからこうした悠々自適の趣味もなさっていたのか……と思っていたら、
こんな句がありました。






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原田左斗志「天に滴る葡萄群」より




【餉(げ/かれい/かれいい)】:「餉(げ)」という字は、
「朝餉(あさげ)」「午餉(ひるげ)」「夕餉(ゆうげ)」などで使われるように食事を意味します。
これは、餉(かれい)とも読みます。「かれい」は、「かれいい(かれいひ)」の略で、
「干し飯(ほしいい)」のことをいいました。
「干し飯」は、飯(めし)を乾燥させたもので、腐らずに長持ちし、
水に浸せばその場で食べられる携帯用食料です。
歴史ドラマでは、よく忍者が携帯していたり、戦場へ赴く兵たちも持っていましたね。
そこから携帯用食料──弁当という意味にもなります。

【手套(しゅとう)】:てぶくろ。ここでは作業用手袋──軍手のことだと思います。




この句は、第一句集「天に滴る葡萄群」の前半にみられる「土工」を題材にした句のひとつで、
「昭和40年〜43年」の作。
「土工」とはつまり、若い頃の作者のことでしょう。

夏の日盛りの炎天下で肉体労働をしたことのある人ならわかると思いますが、
シャツも下着も作業ズボンも、汗がしぼれるくらいにビッショリとなります。
作業に夢中になっているときは気がつきませんが、
軍手などもビショビショで、はずして脱ぐと、手の指が汗でふやけて白くなっていたりする。
おそらく、昼飯どきで弁当を広げようと、軍手をはずしたのでしょう。
すると、汗で指がふくらんでいたというんですね。

おれならば「暑くてどうしようもない」と愚痴をこぼして嘆くところですが、
作者は、そんな自分を「炎天土工」として突き放し、句に詠むことで客観的にながめ、
苦労をおもしろがっている。
俳句づくりの境地だと思います。

おそらくこの後、建設会社の創設へと至ったのでしょう。
そこには、そして経営されるようになってからも、
さまざまなご苦労があったのではないかと推されます。
そのほんの一端が、この句から偲べるように思われます。



























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  1. 2018/01/26(金) 07:34:00|
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